以下、今回私たちが布市場でオーダーをして学んだことです。
1.シンプルなものは失敗が少ない。
私はシャツがメインで、友人はロングのタイトスカートがメインで
何軒かのお店で柄や生地を変えて同じオーダーしましたが、
大きなイメージ違いはほとんどなく、どれもちゃんと作られていました。
2.自分の持っている服のコピーかそのアレンジなら失敗は少ない。
英語が通じないお店でも、「コピー」は知っているので(笑)、
中国語が話せないけどチャレンジしたいという人はコピーがオススメ。
(でも、やりとりに必要な中国語は、単語レベルでも調べておくのが○)
サイズを測る際も、自分の体で測られるとピチピチに作られる可能性が高いので
出来上がり品のサイズを測ってもらうのが確実です。
複数のお店で同じものを頼みたいときは、その場で服のサイズを測ってもらい、
返してもらうことも可能でした。
(複雑なデザインのものは預けないと無理かもしれません)
3.お店選びは、店員さんの人柄が重要。
これは一番大きいと、今回実感しました。
人柄がいいと、注文や仕上がりの確認のやりとりそのものが楽しいし、
もしイメージと違った場合でも、直しをお願いしやすいです。
今回は、見本品で縫製のチェックをしたりもしましたが、
結局は、好みの布があって、人柄がいいお店でオーダーし、
結果的に、仕上がりも満足できました。
4.通常は仕上がりまでに1週間かかると言っているお店でも、
頼めば1日で仕上げてくれるところが多い。
たいていのお店は、「いつ仕上がりますか?」と聞くと、
「いつまでに欲しいの?」と聞いてきました。
「通常は1週間」と答えたお店でも、
「日本に帰るから明日までに欲しい」と言うと、
「じゃあ、明日でいいよ」と言ってくれ、
「明日なんて無理だな~」と言っていたお店でさえ、
こちらが諦めて帰ろうとしたら「明日でいいよ!」と
言ってきました(笑)。
だからと言って、特急料金は発生せず、
友人のとあわせて、合計8軒でオーダーしましたが
全てのお店がちゃんと間に合わせてくれました。
ちなみに、初日の午前中に行った上海十六舗軽紡面料城では
「翌日の午後までに」とお願いして、どのお店も16時には仕上げてくれました。
初日の午後に行った上海南外灘軽紡面料市場では、
「翌々日の午前までに」とお願いして、どのお店も11時には仕上げてくれました。
5.オーダーした布は必ず伝票につけてもらう。
良心的なお店なら、オーダーした布を少し切って
控えの伝票にくっつけてくれます。
ジャケットなどで裏地の色も大切な場合は、
念のため、裏地もつけてもらった方がよいと思います。
もし違う布を使われても、証拠がないとクレームも言えません。
控え伝票にお店の名刺もくっつけてくれますが、
もしついていなかったら、必ずもらっておきましょう。
6.成功率の高いもの以外に、冒険的なものも混ぜておくと
仕上がりまでの楽しみが倍増。
失敗したくはありませんが、せっかくオーダーするのに
コピーだけでは面白くないので、
冒険ものも混ぜておくと、仕上がりまでのワクワク感が増します。
私の場合、持っていったシャツをアレンジして
ボタンをチャイナ服風にして、長袖を半袖にしてもらいましたが
思った以上に可愛く仕上がり、これが一番嬉しかったです。

こんなボタンも売っています。
(写真では1つ使っていますが、5個で10元)
7.出来上がったものは必ず試着する。
ボタンがボタンホールを通らないことがあるとの情報がかなりありましたが、
私のシャツも1つ、ボタンホールが開いていませんでした。
私の場合、切り忘れていただけのようで、その場で直せましたが
穴の大きさが違って入らないこともあるそうなので、
必ずボタンを通しましょう。
ちなみに、試着室はありません(笑)。
なので、シャツならタンクトップや薄いTシャツの上から着るしかありません。
スカートの場合は、ズボンをはいていって上からスカートをはいて
その状態でズボンを脱ぐ方法がよいかと思います。
ズボンを作った場合は、広がるデザインのスカートをはいていき、
ズボンをはいてからスカートを脱ぐのがよいと思います。
友人がスカートの試着をしたときは、
気を遣って(笑)、売っている布を広げて隠そうとしてくれたお店もありましたが、
本気で脱げる環境ではないので、覚悟しましょう。
8.ホテルのコンシェルジュを活用して仕上がり状況を確認。
事前リサーチによると、約束の期限までに仕上がっていない場合もあるらしいので
ホテルのコンシェルジュに仕上がっているか電話で確認してもらいました。
伝票番号とお店の名刺があれば、コンシェルジュもすぐに確認してくれます。
9.布市場でのオーダーは、ギャンブル感覚で楽しむ。
旅行者の場合、上手くできればラッキーぐらいの気持ちでチャレンジ!
あれだけの数のお店があるなか、どのお店を選ぶかはまさにギャンブル。
よいお店を選べれば、2000円ぐらいでもステキな服が手に入ります。
誰かがいいと言っていたお店で作っても、
自分が満足できるとは限らないので
情報は参考程度にして、頼りすぎないほうがよいと思います。
自分の目と勘を信じて選ぶほうが楽しいですし、
上手くできたときの喜びも大きいです。
在住者なら、イメージに合うまでやり直しをお願いしたり、
何度か通ううちに自分の好みをわかってくれるようになったり、
失敗を繰り返しながら信頼できるお店を見つけることも可能でしょうが、
旅行者は短期勝負なので、万が一イメージと違う仕上がりになっても
やり直しする時間はないでしょう。
返金に応じてくれないお店もあるようなので、
最悪の場合は諦められる金額のオーダーにしておくことも、
トラブル回避につながると思います。
上海旅行のネタは、まだまだ続きます。